指先で夏祭り気分!縁日を味わえるゲーム5選
提灯の明かり、屋台の呼び込み、浴衣のすそを気にしながら歩く参道。縁日や夏祭りには、ほかの季節にはない特別な空気があります。金魚すくいのポイが破れたときの悔しさや、射的の景品がぐらりと揺れた瞬間のどきどき、夜空に開く花火を見上げるときの静けさ。そうした小さな思い出を、もう一度味わいたくなることはありませんか。
この記事では、GameRush で遊べるゲームの中から、縁日・夏祭りの気分を味わえる5本を選びました。金魚すくい、ヨーヨー釣り、射的といった屋台の定番から、打ち上げ花火、そして夏の夜をしめくくる線香花火まで、お祭りの一日をたどるように並べています。どれもブラウザで遊べるので、気になったものから気軽に試してみてください。指先ひとつで、あの夏の夜に出かけましょう。
この特集のゲームを続けて遊ぶ
5本をまとめて遊ぶ金魚すくい名人
ゲーム作っちゃうch縁日の屋台といえば、まず思い浮かぶのが金魚すくいではないでしょうか。「金魚すくい名人」は、指で画面をなぞってポイを動かし、泳ぐ金魚を追いかけて、指を離した瞬間にすくい上げるゲームです。「なぞって追いかけ、離してすくえ!」という作者の言葉どおり、追いかける動きとすくう動きが、指の「なぞる」「離す」にそのまま重なっています。
このゲームの面白さは、本物の金魚すくいと同じ悩ましさにあります。ポイの紙は、動かしすぎると破れてしまいます。金魚を追いかけたくて指を大きく動かすほど、紙は傷んでいきます。だからこそ、むやみに追い回さず、ここぞという瞬間を待つ落ち着きが大切です。作者が「欲張らずにまとめてすくって」と書いているように、金魚が寄り集まったところを狙って一度にすくうのが腕の見せどころです。そして、狙いたいのが金の金魚。屋台で珍しい金魚を見つけたときのように、思わず目で追ってしまう存在です。
子どものころ、ポイがすぐに破れて悔しい思いをした人には、ぜひ再挑戦してほしい一本です。楽しむコツは、焦らないこと。追いかけたい気持ちをぐっとこらえて、金魚が集まるのを待つ。その我慢が報われたときの気持ちよさこそ、「名人」を目指す醍醐味です。大胆さと慎重さのバランスをどう取るか、自分なりのすくい方を探してみてください。
ヨーヨー釣り
ゲーム作っちゃうch水に浮かぶ色とりどりのヨーヨーを、こよりの先の釣り針で引っかけて釣り上げる。そんな縁日のヨーヨー釣りを、リズムゲームにしたのがこの作品です。作者いわく「縁日の音ハメゲーム」。拍に合わせて揺れる釣り針が、ヨーヨーの輪ゴムの真上に来た拍でタップすると、ヨーヨーを釣り上げられます。「輪ゴムの上でタップ!」というひと言が、このゲームの操作のすべてです。
ヨーヨーにはいくつかの種類があります。大きいヨーヨーは8分で2回タップする必要があり、普通のヨーヨーとはリズムの刻み方が変わります。さらに、金のヨーヨーは花火。見つけたら、ぜひ釣り上げたい特別な一個です。
緊張感を生むのが、こよりの存在です。タイミングを外すとこよりが濡れていき、切れてしまったらそこでおしまい。本物のヨーヨー釣りで、こよりが水に浸かってふやけていくあのはらはらした感じが、そのままゲームになっています。一方で、5個釣るとおじさんが新しいこよりをくれます。屋台のおじさんの粋なはからいのようで、続けて釣るほどに長く遊べるのがうれしいところです。
リズムゲームが好きな人はもちろん、拍に乗って体を揺らすのが楽しい人におすすめです。釣り針の揺れと拍をよく感じて、輪ゴムの真上に来る瞬間を逃さないようにしましょう。まずは5個を目標に、新しいこよりをもらうところから始めてみるのもおすすめです。
コルク銃を構えて、棚に並んだ景品を狙う射的。当たったのに倒れない、あの悔しさも含めて縁日の楽しみです。この「射的」では、縁日の射的屋で、棚の上を流れる景品を指で狙い、コルク銃で撃ち落とします。操作はシンプルで、指を置いて狙い、離して発射。流れていく景品の動きを見ながら、撃つタイミングを計ります。
作者がまず教えてくれるのは「上のほうを当てると倒れるぞ」というコツです。射的の景品は、下のほうに当ててもなかなか倒れません。上のほうを狙うのが、本物の射的でもよく言われる攻略法です。さらにうれしいのが、照準の色で倒れるかどうかがわかる仕組み。狙いを定めながら色を確かめ、「今だ」と思った瞬間に指を離す。その判断が、このゲームの手応えになっています。
景品によって、倒すのに必要な弾の数が違うのも面白いところです。招き猫は2発。そして、ゲーム機の大当たりは上端に3発当てる必要があります。大物ほど簡単には倒れないのも、射的屋らしさです。また、風船を割ると弾が増えるので、景品だけでなく風船もしっかり狙っていきたいところです。
狙いを定めて一発を決めるのが好きな人に向いた一本です。弾を増やす風船と、大当たりを倒すための3発。どこに弾を使うかを考えながら遊ぶと、より楽しめるはずです。照準の色をよく見て、焦らずに指を離すのがコツです。
花火職人
ゲーム作っちゃうch夏祭りのクライマックスといえば、やはり打ち上げ花火です。「花火職人」では、見上げる側ではなく、花火を咲かせる職人の側に立てます。打ち上がった花火玉が頂点で止まる瞬間にタップすると、夜空いっぱいの大輪が咲きます。「てっぺんでタップ!大輪を咲かせろ」という作者の言葉どおり、狙うのはたった一瞬です。
このゲームの魅力は、タイミングによって花火の咲き方が変わるところにあります。早いと小さく、遅いとしだれ、逃すと不発。ぴったりのタイミングで大輪を咲かせられたときの気持ちよさはもちろん、少しずれたときに咲くしだれ花火にも、また違った趣を感じられそうです。
打ち上がる花火にも種類があります。大玉、スターマイン、ハートや星の型物と、花火大会でおなじみの顔ぶれがそろっています。そして、ラスト8秒はフィナーレ。花火大会の最後に次々と花火が打ち上がるあの高揚感の中で、夜空を埋め尽くすことを目指します。
遊ぶ時間は45秒のスコアアタックです。1回が短いので、少し空いた時間にも遊びやすい一本です。タイミングを合わせるゲームが好きな人や、花火大会の最後の盛り上がりが好きな人におすすめします。花火玉が頂点で止まる瞬間をよく見て、大輪を一つでも多く咲かせてください。フィナーレの8秒に向けて、気持ちを高めていきましょう。
線香花火
ゲーム作っちゃうchにぎやかなお祭りのあとは、静かな夏の夜で締めくくりましょう。「線香花火」は、作者が「静かで美しい我慢のゲーム」と紹介する作品です。指で線香花火を持ち、火の玉を落とさずに最後まで燃やしきることを目指します。「動かさずに、最後まで燃やしきれ」。目標はただそれだけですが、だからこそ奥深さがあります。
線香花火は、燃え方によって蕾・牡丹・松葉・柳・散り菊と姿を変えていきます。このゲームでも、その移り変わりを最後まで見届けることがゴールです。ぱちぱちと火花が広がり、やがて細くなって散っていく。線香花火の、はかなくて美しい一生をたどるような遊びです。
ただし、火の玉は簡単に落ちてしまいます。指が揺れたり、風が吹いたりすると落ちてしまうのです。そこで大切なのが、風を読むこと。作者は「風鈴と草で風を読み、少しだけ逆に指をずらせ」と書いています。風鈴や草の揺れから風の向きを感じ取り、風に逆らうように、ほんの少しだけ指をずらす。大きく動かすのではなく「少しだけ」というところに、このゲームの繊細さが詰まっています。
勝負は、夏の夜の縁側で3本勝負。にぎやかなゲームのあとに、ひと息つきたい人におすすめです。肩の力を抜いて、指先に集中してみてください。散り菊まで燃やしきれたとき、きっと夏の夜の余韻が残るはずです。
まとめ
金魚すくい、ヨーヨー釣り、射的、打ち上げ花火、そして線香花火。縁日・夏祭りの気分を味わえる5本を紹介しました。ポイが破れないように欲張らずにすくう金魚すくい、拍に合わせて釣り上げるヨーヨー釣り、上のほうを狙って撃つ射的、頂点の一瞬で大輪を咲かせる花火職人、風を読んで最後まで燃やしきる線香花火。どの作品も、本物の屋台や花火で感じるどきどきや悔しさ、静けさを、指先の操作に落とし込んでいます。
季節を問わず、思い立ったときにお祭りの空気にひたれるのがゲームのよいところです。気になった屋台から、ぜひのぞいてみてください。